千葉成田ミイラ事件①の再審支援の会

紀藤弁護士は、著書『マインド・コントロール』(平成24年6月発刊)(以下、MC本という)において、我々SPGFのことを、オウム真理教、統一教会と並べてカルトだと、つまり、日本の3大カルトの一つだと記述した。しかし、彼は、その真実性の立証を未だ行っていない。カルトの専門家弁護士らしく、日本脱カルト研究会が提示している「集団健康度測定目録」(114項目の該当性を点数化することで、団体の危険度を客観的に判断できるもの)を用いて、客観的根拠により立証することなく、逆に争点を回避する目的で、書籍『千葉成田ミイラ事件①』の内容が名誉毀損にあたるとして、反訴を提起してきた。さらに、MC本にSPGFをオウム真理教と並べてカルトだと記述した根拠が、千葉成田ミイラ事件にあると主張してきた。
しかし、千葉成田ミイラ事件とは、そもそも全く事件性のない、冤罪事件である。
 我々は、同書に続き、既に書籍『雪冤』、書籍『スケープゴート』を発刊し、さらに3冊続けて『再審の壁』、『冤罪幇助』、『Wフェイス』を発刊する予定だ。これら6冊の発刊によって、千葉成田ミイラ事件が冤罪であることが明白となり、再審請求への道が開けると考えている。
 特に、間もなく発刊となる『再審の壁』には、千葉成田ミイラ事件の被告人高橋弘二の1,2審の川村理弁護人及び、上告審の西村正治弁護人が、映画監督の前やメディア送付文書で、「千葉成田ミイラ事件は冤罪事件であり、殺人罪ではない。」と断言しており、さらに我々が再審請求の準備として、数多く面談した弁護士が、「殺人罪はありえない。強引だ。」と口を揃え、そして、同じ趣旨で面談した多くの法医学者が、「窒息死はありえない。」と死因を否定する事実が、ノンフィクション作家釣部のドキュメントによって記述されている。そして、『冤罪幇助』では、高橋の共犯者とされた小林健児が、捜査機関の偽計により、虚偽自白調書を作成され、それが高橋を殺人罪で起訴する根拠となったが、健児の弁護人であった鈴木淳二弁護士は、それらをことごとく承知しながら黙認し、冤罪を幇助したことを明らかにしている。
 つまり、紀藤弁護士は、全く事件性のない千葉成田ミイラ事件について記述した、書籍『千葉成田ミイラ事件①』を根拠に、名誉毀損だ、荒唐無稽な主張だと反訴にまで及んでおり、それが単なる争点回避であり、時間稼ぎであることが、『再審の壁』をはじめとする6冊の発刊によって、明らかになるのである。

【起】紀藤弁護士は、前述した反訴と同様に、全く事件性のない千葉成田ミイラ事件を根拠に、NPO法人の申請を阻害するという、妨害行為をした事実がある(2014年3月20日付ブログ記事に詳述、以下、NPO潰し、という)。そして、私たちの雪冤活動に対しても妨害行為があった(2014年4月10日付ブログ記事に詳述、以下、雪冤潰し、という)。さらに最近では、雪冤プロジェクトを主宰するM・Y弁護士に対しても、虚偽内容を記述して、書評を取り下げるようにと、紀藤弁護士から書面が送られ、書評を掲載してくださった法律新聞社へは第二東京弁護士会からの照会までがなされている。
 紀藤弁護士が、SPGFがオウム真理教と同レベルの反社会的で危険な団体であることを立証していない以上、これらの紀藤弁護士の行為は、「基本的人権を擁護し、社会正義を実現する」という弁護士の使命からは程遠い、何の目的もない、社会的には全く意味不明な、妨害行為の繰り返しだといえる。

【承】千葉成田ミイラ事件は、そもそも紀藤弁護士が高橋やライフスペースを、オウム真理教に似た団体だと、「カルト呼ばわり」していたことが素因のカルト冤罪である。つまり、もともと全く事件性がなかったものを、当時の千葉県警本部長上田正文氏が、「カルトが起こした事件」だと、東京都児童相談センターによる子ども9名の一時保護まで利用して捏造し、殺人罪冤罪にまで発展させることができたのは、全国的に著名なカルトに詳しい紀藤弁護士が、高橋を「カルト呼ばわり」していたからに他ならない。
 こうして、紀藤弁護士によるカルト冤罪が素因となり、千葉成田ミイラ事件の殺人冤罪が成立しているのであるが、紀藤弁護士は、MC本にSPGFをオウム真理教と並べてカルトだと記述したその根拠は、千葉成田ミイラ事件にある、子どもの人権侵害にあると主張してきた。これこそが、紀藤弁護士の常套手段、自作自演のマッチポンプ、すなわち、紀藤弁護士の持つ素顔なのだ。

【転】つまり、紀藤弁護士は、テレビのコメンテーターとして、カルトに詳しい弁護士として登場し、繰り返し、高橋やライフスペース(SPGF)を、憶測で「カルト呼ばわり」していた。そこで、当時の千葉県警本部長は、紀藤弁護士が高橋を「カルト呼ばわり」していることを利用して、警察庁長官賞上申書に「子供9名を警視庁と連携のもと児童相談所通告し、保護した。」とだけ記述し、その後の調査で虐待がなかったと判明したことは記載せず、殺人事件を捏造し、警察庁長官賞という功績を得たのである。そして紀藤弁護士も、殺人罪の成立によって、高橋への「カルト呼ばわり」が正当化されたのである。両者の利害関係が一致したからこそ、冤罪が成立したのであるが、さらにその既成事実を根拠に、紀藤弁護士は、NPO潰しを行い、MC本でSPGFがオウム真理教と並ぶカルトだと記述し、無意味な反訴や雪冤潰しにまで及んでいるのである。
 別の見方をすれば、紀藤弁護士はSPGFがオウム真理教と同レベルのカルトだと立証できないからこそ、密告により雪冤潰しをやり遂げることで、「カルトだから雪冤活動がうまくいかないのだ。」と、冒頭の114項目該当性を捏造したいのだろうか。

 では、紀藤弁護士による、そもそもの「カルト呼ばわり」の根拠は何なのか。それは、いわゆる京都小林事件についての認識の誤りだ。いわゆる京都小林事件を提起した京都弁護士会に所属する小笠原伸児弁護士は、「熱湯に浸かる修行が死因」だと、当時のオウム真理教を彷彿とされる用語を意図的に訴状に用いて、メディアリークと共に、高橋やライフスペースを提訴した。しかし、そもそも熱湯に浸かる修行など、リゾートホテル管理の湯温42℃の公衆浴場でできるはずもなく、判決文には「熱湯に浸かる修行が死因」という事実認定はなされていない。
 にもかかわらず、紀藤弁護士は、現在係争中の準備書面に「過酷な修行により人を死に至らしめた」と、明らかに事実を誤認した記載を、臆面もなく書いている。その誤った認識から、紀藤弁護士は、高橋やライフスペースを「カルト呼ばわり」し、そして、千葉成田ミイラ事件が冤罪として成立したのだ。
 その誤りを、紀藤弁護士が認めないとしても、間もなく発刊される『再審の壁』を見れば、先に述べた通り、千葉成田ミイラ事件が冤罪であることは多くの弁護士、法医学者が認めるところであり、千葉成田ミイラ事件を根拠に紀藤弁護士が行った、NPO潰し、MC本での記述、反訴、雪冤潰しのことごとくが、弁護士倫理に反する行為であることが立証されるのである。

【結】しかし、紀藤弁護士が行った、NPO潰しやMC本の記述について、弁護士倫理に反する行為だとして、第二東京弁護士会へ懲戒請求を申し立てても、全くお咎めなしなのである。結局、弁護士会は身内には甘いというか、著名な弁護士の倫理違反を、看過しているのである。

 紀藤弁護士は、われわれがカルトであることのもう一つの根拠に、子どもの人権侵害があると主張する。現在係争中の民事訴訟において、子どもの人権問題として、千葉成田ミイラ事件に際し、9名の一時保護があった事実。そして、SPGFの代表である釣部の実の娘の監護権が祖父母に移動した事実を主張してきた。しかし、9名の一時保護については、虐待の事実がなく、捏造であったことは、書籍『スケープゴート』を見れば明らかであり、釣部の娘の件については、その背後には、札幌弁護士会に所属する内田信也弁護士が、親権者ではない祖父母に対し、違法に娘を連れ去ること(未成年者略取及び誘拐罪(刑法224条)を指南(教唆)していたことが明らかとなっている。
 内田弁護士による、子どもの連れ去り指南が違法であるにも関わらず、なぜ、まかり通ったのか。それは、当時の千葉県警本部長と同様に、内田弁護士は、紀藤弁護士が「カルト呼ばわり」していたことを利用したからである。つまり、内田弁護士は、紀藤弁護士が高橋やライフスペース(SPGF)を「カルト呼ばわり」していることを根拠に、「カルトから子どもを救う」という名目で、祖父母に対し、釣部の娘の連れ去りを、違法に指南したことを、正当化したのである。

 この事実を札幌弁護士会へ懲戒請求しても、やはり内田弁護士は何ら懲戒を受けることはなかった。身内に甘いのは、札幌でも同じだった。これをよいことに、内田弁護士は、今では、表の顔は子どもの最善の利益を守る弁護士として、特定非営利活動法人 子どもシェルターレラピリカの理事長を務めるなどの名声を得ている。

 そしてさらに、それを今度は、紀藤弁護士が利用しようとしている。
 紀藤弁護士は、内田弁護士が「カルトから子どもを救った」ことを根拠に、だからMC本にSPGFとオウム真理教を並べてカルトだと記述したと主張してきた。
 このように、人権派弁護士のもつ2人のWフェイスによるマッチポンプで、人権侵害が繰り返されている。

 内田弁護士の表の顔は、子どもの人権を守る弁護士、しかし、その素顔は、違法に子どもの連れ去りを指南する弁護士に他ならない。
 紀藤弁護士の表の顔は、カルトに詳しい著名弁護士、そして、その素顔は、無意味な反訴や雪冤潰しを繰り返す弁護士なのである。

 そして、これらを許してきたのが、第二東京弁護士会、札幌弁護士会、そして、日弁連なのである。さらに言えば、千葉成田ミイラ事件で最初の不作為の殺人罪を真正面から認めた異例の最高裁裁判決を出した裁判長が、元日弁連副会長の中川了滋氏なのである。

 紀藤弁護士や弁護士会がやりたい放題なのは、千葉成田ミイラ事件が冤罪事件であることを知っていながら、しかし、DNA鑑定もなく、真犯人がいる事件でもなく、死刑や無期の事件でもないし、晨一さんが当局に殺されたという荒唐無稽な主張をしているので再審を引き受ける弁護士もいないので、再審請求なんて到底無理だろう、そもそも再審開始決定なんてめったに出るものではない、そう簡単に覆せる訳はなく、有罪がひっくり返ることはありえない、だから、カルトだと言い続けても、その立証をする必要はない、社会も味方に付くだろうとの認識で、人権侵害を繰り返してきたのではないだろうか。

 しかし、間もなく、『再審の壁』、『冤罪幇助』、『Wフェイス』の3冊が発刊となり、冤罪のからくりが明白となる。そして、関東再審弁護団連絡会の必要性も明らかとなり、単なる絵に描いた餅から、設立実現へ向けて動き出す。そして、いよいよ千葉成田ミイラ事件の再審請求も可能になると考える。

 そうなれば、これまでやりたい放題だった紀藤弁護士も、これまでのようなWフェイスが通用しなくなるのではないだろうか。
 現在係争中の民事訴訟において、もはや紀藤弁護士は、SPGFがオウム真理教同様のカルトであることを立証できないからこそ、裁判上では勝ち目はないとみて、隠密に弁護士会までをも利用し、法律新聞社へ回答書の照会を要求し、我々に少しでも過失がないかと探ろうとする手法しか、紀藤弁護士には残されてないのではあるまいか。
 自らの立場を顧みて、これまでの償いとして、関東再審弁護団連絡会のTOPを引き受け、冤罪のない社会の実現に貢献する、という明確な方向転換が必要なのではないだろうか。

以上